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シオイさんが投資で見つけた居場所(投信ブロガー)

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2018/11/27 12:00
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「シオイ」さんは金融関係の会社で社内IT(情報技術)関連の業務に携わる30歳代後半の男性。共働きの妻と長女(未就学児)の3人家族で、首都圏の自宅マンション(住宅ローンあり)で暮らしている。日々の仕事と家庭の生活、それ以外のもう一つの自分の「居場所」を探す中で始めたブログ「お気楽インデックス投資ジャーニー」には、指数連動型のインデックス投資を始めたいきさつや運用内容が書き込まれ、特に、似たような生活を営む同世代の人たちの参考になればと話す。シオイさんが見つけた3つ目の居場所について聞いた。

■衝撃の「毎月分配型」で投資デビュー

――投資を始めたきっかけを教えてください。

「社会人5年目だった2006年の夏休みのことです。転勤先の名古屋から群馬の実家へ帰省した時に、母親が購入していた毎月分配型ファンドの分配金支払い明細書を見て衝撃を受けました。『預金だとこれほどの利息が付かないのに、毎月こんなに分配金がもらえるのか』という驚きです」

「ちょうど生活費とは別にしてためていた預金があったので、母のまねをして当時絶大な人気を誇っていた毎月分配型ファンド2本を合わせて100万円ほど一括購入しました。ネット銀行で購入したので、誰からも勧誘や説明は受けていません」

「その時はただただ毎月の分配金を受け取るだけで喜んでいました。分配金を受け取る度に税金がかかるなど、毎月分配型ファンドが長期投資に向かないとは知るよしもありませんでした。要するに金融商品の中身に疎かったのです」

「そのうち仕事が忙しくなり、悪い意味でしばらくほったらかしていましたが、リーマン・ショックを経てファンドが若干含み損を抱えたので、『このまま放置してはまずい』と感じ始めていました」

「周りで結婚ラッシュが起こり『そろそろ自分も』と考えるようになったのもこの頃です。東京への転勤が決まり、まとまったお金もたまっていたので、所帯を持つことでその先の老後も見据えた資産形成に切り替えなければと思い、これを機に投資内容も見直すことにしました」

■著名FPの伝授を受けインデックス投資の道へ

――どうやって見直しましたか。

「まずは、投資に関する書籍やブログを読みあさったところ、インデックス投資やドルコスト平均法による時間分散の考え方を知り、自分に合っているような気がしました。ただ、保有する毎月分配型ファンドをどうしたものか判断できなかったので、ファイナンシャルプランナー(FP)の有料相談を受けることにしたのです」

「初めて相談したFPから提案されたのは、ブラジル関連株ファンド中心の3本への切り替えです。かなりハイリスクなアクティブ(積極運用)型ファンドで、自分の求めるインデックス投資とはかけ離れており、残念な相談結果に終わりました」

「次に相談してみたのが、インデックス投資を薦めることで知られている著名FPです。インデックスファンドの運用方法や、アセット・アロケーション(資産配分)の考え方などについて説明を受けました。短期的なもうけではなく長期投資を前提とした内容には説得力と納得感がありました」

「これが私のインデックス投資ジャーニーの始まりです。10年7月から、積み立て投資を開始し、低コストのインデックスファンドに徐々に切り替えていきました」

■住宅ローンの繰り上げ返済に活用

――資産配分が当初と大きく変わっていますね。

「インデックス投資を始めた10年時点では、株式と債券が半々ずつの配分でした。国内債券に3割を投資していましたが、その後の東日本大震災で日本への信用不安を感じるようになりました」

「リスク資産とは別に、生活防衛資金を含めた現預金を確保できていたので、有料セミナーで教わったことも参考にして12年には国内債券を外し、長期的なインフレを想定したポートフォリオに組み替えました」

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