自由律俳句の男 その1 甲南大学教授 田中貴子

2018/11/27 14:00
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日本経済新聞 電子版
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いま、拙宅では時ならぬ自由律俳句ブームの嵐が吹き荒れている。「自由律俳句」とは、定型である五七五の音律に縛られず、季語もない俳句のことだ。たとえば「咳(せき)をしても一人」。聞いたことありますね?

きっかけは、「これを種田山頭火の句だと思っている人が多い」というパートナーの一言だった。正しい作者は尾崎放哉で、山頭火は「分け入つても分け入つても青い山」や「まつすぐな道でさみしい」がよく知られている…

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