2019年1月17日(木)

はれのひ元社長、懲役5年求刑 銀行融資詐取の罪

2018/11/20 11:43 (2018/11/20 12:09更新)
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成人の日に晴れ着トラブルを起こした振り袖の販売・レンタル業「はれのひ」(破産)が、粉飾した決算書類で銀行から融資金を詐取したとして、詐欺罪に問われた元社長、篠崎洋一郎被告(56)の論告求刑公判が20日、横浜地裁(渡辺英敬裁判長)で開かれ、検察側は懲役5年を求刑し結審した。判決は12月19日。

検察側は論告で、税理士の報告で債務超過を把握していたのに内容虚偽の決算書類の作成を指示しており、「犯行態様は計画的で巧妙。強い非難に値する」と指摘。弁護側は「根底には新成人に約束した通りに晴れ着を着させたいとの思いがあった」と主張し、執行猶予付きの判決を求めた。

これに先立つ被告人質問で篠崎被告は、被害に遭った新成人に「一生、取り返しのつかないことをしてしまった。深く反省している。大変申し訳ない」と謝罪した。

はれのひは今年1月8日の成人の日を前に突然営業を取りやめ、横浜市や東京都八王子市で新成人約2千人が晴れ着を着られなくなる混乱が起きた。新成人への被害は立件されていない。

起訴状によると、篠崎被告は債務超過に陥り返済する意思がないのに、経営状態を良く見せかけた虚偽の決算書などを示して2016年9月、2つの銀行から計約6500万円をだまし取ったとしている。〔共同〕

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