12月3日を「化粧品ネット通販の日」に @コスメ

2018/11/19 19:23
保存
共有
印刷
その他

化粧品の口コミサイト「@コスメ」を運営するアイスタイルは同サイト開設日の12月3日を「化粧品ネット通販の日」として定着させる取り組みを始める。資生堂や仏ロレアルグループなどと協力して約3万5千品目の化粧品を用意し、消費者に利用を促す。

「ビューティーデー」は12月3日から24時間開催する

正式な名称は「@コスメ ビューティーデー 2018」。同社の通販サイトに当日でしか買えない限定商品をそろえ、12月3日だけで同社の年間EC(電子商取引)売り上げの10%にあたる3億円の販売を目指す。

中国での年間最大のインターネット通販セール「独身の日」を参考にした。吉松徹郎社長によれば「日本発の、自分にあった化粧品が見つかる日にしたい」という。

「ビューティーデー」の日程は12月3日の正午から24時間。デパート中心に展開している「デパコス」や資生堂、仏ロレアルグループのブランドを含む約2千ブランドが参加し、3万5千品目を用意する。限定品は人気ブランド「オペラ」の口紅「リップティント」の復刻限定色など39ブランド44品目を用意する。同社は19日から、限定品の事前販売予約を始めた。限定品ごとに日替わりで予約を開始し、交流サイト(SNS)などで話題づくりを狙う。

イベント中には@コスメ会員に商品の購入ごとに全品に対して20%のポイントを還元する。@コスメ会員ならば商品を割安で買える。国内26店舗を展開している同社のリアル店舗「@コスメ ストア」でもポイント還元を適用する。

日本の化粧品EC市場は売り上げ全体の5%にとどまるとされる。従来のECは値引き中心で展開される場合が多く、化粧品のようなブランドイメージを重視する業態は展開が難しいとみられていた。そのためECへの出店をためらうメーカーも多かった。

しかし中国など海外では化粧品でもネット経由での購入が増えている。日本でも若い女性を中心にECを活用する客層が厚くなりつつある。アイスタイルはイベントで、化粧品メーカーがECに出店しやすい環境をつくり、海外顧客や若年層への訴求につなげる。

「ビューティーデー」は19年や20年も同じ日で続ける方針。同社は19年に20周年を迎える。「来年の売り上げは1日で10億円にして、海外にも広げたい」(吉松社長)という。

(矢崎日子)

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]