フラッシュメモリー開発の舛岡氏に「本田賞」
本田財団は19日、優れた功績を残した科学者を表彰する「本田賞」を東北大名誉教授の舛岡富士雄博士に授与した。舛岡氏は複数セルのデータを一括して消去し、使用するトランジスタの数を大幅に削減して集積度を上げられる技術を開発。東芝に在籍していた1985年に「フラッシュメモリー」として発表したことで知られている。
IT(情報技術)機器の小型化・省電力化に貢献しており、自動車や家電、パソコン、スマートフォンなどで広く活用されている。39回目の授与式は同日、都内のホテルで開いた。