2019年3月19日(火)

日本出版販売 トーハンと物流連携で検討開始

2018/11/19 15:11
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取次最大手の日本出版販売と2位のトーハンは19日、出版物流の協業に向けた検討を始めたと発表した。これまでも共同配送などで協力してきたが、物流拠点の相互活用や統廃合などを検討する。アマゾンジャパン(東京・目黒)などインターネット通販の台頭に加え、人手不足による物流費の高騰で経営環境が悪化しており、物流網の見直しに乗り出す。

7日付で物流協業の検討開始に関する基本合意書を締結した。国内の出版取次市場で両社のシェアは約8割を占めており、独占禁止法に抵触する可能性があることから、公正取引委員会に事前に相談した上で基本合意を結んだ。

両社でプロジェクトチームを作り、システムや業務面での実現可能性を踏まえて、具体的な協業の内容を検討するという。両社は2017年から大都市での出版物の共同配送を手がけるなどしてきたが、物流拠点の相互活用も含めて、新しい協業を模索する。

出版物の売上高は1996年をピークに減少傾向が続いている。またアマゾンジャパンが取次や書店を介さない直接取引を拡大しているほか、電子書籍の普及も進んでおり、出版取次各社は事業構造の見直しを迫られている。

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