「水銀公害怖さ知って」 語り部、水俣条約採択5年

2018/11/18 20:31
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水銀による環境汚染や健康被害の防止を目指す「水銀に関する水俣条約」の採択から5年となり、熊本県は18日、熊本市中心部の広場で、水俣病の原因となった水銀の知識を広めるイベントを開いた。水俣市立水俣病資料館の語り部、杉本肇さん(57)が講演し「水銀公害の怖さを知ってほしい」と訴えた。

条約は2013年10月に熊本市であった国際会議で採択され、昨年8月に発効。今年は水俣病の公害認定から50年の節目にも当たる。

講演で、杉本さんは認定患者だった母、栄子さんが08年に亡くなり、その思いを継いで語り部を始めたと説明。「母は悲劇だけではなく、生きる力を伝えていた。私たち家族の経験が役立ち、二度と失敗がない社会になってほしい」と力を込めた。〔共同〕

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