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ラグビー日本、イングランドに完敗 前半の健闘実らず

2018/11/18 6:16
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【英トゥイッケナム=谷口誠】英国遠征中のラグビー日本代表は17日、リポビタンDツアー第1戦のイングランド戦をロンドン近郊のトゥイッケナム競技場で行い、15-35で逆転負けした。対戦成績は日本の9戦全敗となった。

前半、トライを決めるリーチ(トゥイッケナム競技場)=共同

前半、トライを決めるリーチ(トゥイッケナム競技場)=共同

ポンポンポンとパスが小気味良く回る。巨漢選手の裏に蹴り、味方の俊足を走らせる。日本の攻撃が面白いように決まった。前半31分には左右に振り、最後はリーチ主将がステップを切ってトライ。15-10と日本のリードで前半が終わると、「ホーム・オブ・ラグビー」に詰めかけた8万人が沈黙に包まれた。

ハイテンポの攻撃ができたのは、タックル後の密集戦を制圧したから。「ボールに絡む相手を排除した」とプロップ稲垣。接近する相手の体を早めに抱え、引きはがす。時には密集から2~3メートル奥まで押し戻した。完敗した3日のニュージーランド戦の教訓が生きた。

ラインアウトでも10センチ近い身長差を克服した。並ぶ人数を直前で変えたり、本来取るはずのないポジションを捕球役にしたり。1.5軍に当たる相手が反則を連発したこともあり、スコア以上の日本の優勢だった。

ところが後半は一転、0-25。これだけ流れが変わると、理由は1つでない。まずは反則の数。日本は前半から6つ以上、多く犯した。波乱の予感が主審の心理に作用したか。前半は不問に付された、密集から相手を数メートル押し戻すプレーはアウトに。キック後の微妙なオフサイドも取り締まられた。「厳しい反則もあった」。慎み深いリーチ主将が珍しくこぼす。

相手のジョーンズ監督は、温存していた本来の主力を予定より早く投入。これも効いた。経験深い面々は両手を挙げて日本の反則をアピールした。体格差を生かすためにFWの突進を増やすゲームメークも巧みだった。逆に日本の交代策は硬直的で勢いを失った。

「自分たちのスタイルを見せられたのが収穫」とジョセフ・ヘッドコーチは前向きに話す。課題を改善し、目指す攻撃は披露できた。ただ、最終スコアが予想の範囲にとどまったのも事実。ワールドカップのライバルの背中は近づいた。そう言い切れるような試合がしたかった。

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