2018年12月14日(金)

自動運転車、2台を同時に遠隔監視 愛知県など

自動車・機械
中部
2018/11/17 11:59
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愛知県などは17日午前、2台の自動運転車を同時に走行させる実証実験を豊橋市内で実施した。運転席には人が乗っておらず、車から離れた場所から監視した。周囲に障害物があった場合に停止するかどうかなどを確かめた。

愛知県などが遠隔監視できる自動運転車を同時に走らせる実証実験を行った(17日午前、愛知県豊橋市の豊橋総合動植物公園)

同市の豊橋総合動植物公園の敷地内でトヨタ自動車のエスティマなど2台が時速7キロメートル程度で約1.5キロメートルの周回ルートをゆっくりと走った。車から離れた場所にモニターを設置し、1人が2台を同時に監視した。実証に参加した損害保険ジャパン日本興亜は東京に設置したモニターでも走行状況を監視。トラブル時の対応のデモも行った。

実験には自動運転に対応したエスティマのほか、ゴルフカートをベースにした「マイリー」の2台を使った。マイリーは自動運転の技術開発を手がけるティアフォーなどが製作。運転席やハンドルなどがなく、現時点では公道では走行できない仕様になっている。試乗した大村秀章知事は「安全に配慮されており、快適だった」と話した。

17日午前には大村知事のほか、豊橋市の佐原光一市長も試乗した。19~21日には市民や企業関係のモニターの試乗を行う予定。同公園では将来的な園内移動の手段として自動運転技術の活用を視野に入れており、様々な角度から導入の可能性を検討する。

愛知県は2016年から自動運転の実証実験を続けてきた。17年12月には幸田町で全国初となる一般公道での自動運転の実証実験を行った。今年度は測量ソフト開発のアイサンテクノロジーなど8社1大学に委託。豊橋市のほか、一宮市と常滑市で実証実験を行う。一宮市では、次世代通信規格「5G」を活用する。

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