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サクラエビ、秋漁延期も 稚エビ多く基準満たさず

資源量の減少が懸念されるサクラエビについて、静岡県水産技術研究所(焼津市)は16日、秋漁の開始に合わせて実施した資源調査の結果をまとめた。漁業者による自主規制の基準を満たす海域はゼロだった。この結果を受け、漁業者は18日に方針を決めるが、操業を当面延期する公算が大きい。

秋漁は12日夜から解禁されたが、資源の回復が進んでいない恐れがあることから、漁業者は調査操業に切り替えて駿河湾内の各海域でサンプルを採取、分析を県水産研に依頼していた。

その結果、各海域のサンプル全てで、とれたエビのうち体長35ミリメートル以下の稚エビが3分の1以上を占めていた。漁業者は春の記録的不漁を受けた自主規制で、漁の前に試験網を投じ、稚エビが3分の1以上なら漁を取りやめることを決めている。

漁業者でつくる静岡県桜えび漁業組合は18日に会合を開いて対応を協議する。湾北東部(沼津沖―安倍川沖)では秋漁を見送る方針を既に固めているが、南西部(焼津沖―相良沖)での操業もさらに数日間取りやめる可能性が高い。

ただ、期間中(12月24日まで)の全面禁漁には否定的な声もあり、定期的にサンプル調査をしながら、そのつど判断することになりそうだ。組合の実石正則副組合長は「早期の資源回復に向けて我慢するときは我慢することが重要だ」と話した。

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