中国当局が日台6社をサンプル調査 工作機械、米中摩擦余波か
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中国商務省が日本や台湾の工作機械メーカーに対し反不当廉売(ダンピング)調査を始めた問題で、同省は16日までに、日台6社を選び販売価格などを調べる作業に入った。同省の調査を巡っては、米国の制裁関税で対米輸出が減った中国勢が、日台勢の失速を狙って同省に訴えたとの見方も浮上している。
中国商務省は10月の反ダンピング調査の公告にあたり代表的な日系メーカーとしてブラザー工業、オークマ、ヤマザキマザック、...
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