大阪市は15日、無料対話アプリ「LINE(ライン)」の決済サービス「LINEペイ」を使った市税の納付が12月14日からできるようになると発表した。納付率向上が目的。自治体が納税に同サービスを導入するのは、大阪市が全国初になるとしている。
利用者はサービスに登録した上で、コンビニ支払い用の5万円未満の納付書に記載されたバーコードをスマートフォンで読み取り、決済する。全ての市税で利用でき、手数料の負担はない。
吉村洋文市長は15日の会見で「(LINEペイの)利用者は全国で3千万人おり、大阪市でも多くの方が登録している。効果的な方法になるだろう」と期待した。
神奈川県も今月13日、来年1月からLINEペイで税金が支払えるようになると発表した。〔共同〕