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エヌビディア8~10月期47%増益、減収予想で株価急落

仮想通貨停滞の影響残る

【シリコンバレー=佐藤浩実】米半導体メーカーのエヌビディアが15日発表した2018年8~10月期の純利益は前年同期比47%増の12億3千万ドル(約1400億円)だった。8月に新しいGPU(画像処理半導体)を投入し、売上高も21%増の31億8100万ドルとなった。ただ仮想通貨ブーム収束の影響が残ったことや今四半期が減収見通しとなったことから、時間外取引で株価は一時、16%以上落ちた。

投資家心理を冷やした一因は、主力のゲーム向けGPUの売上高が前四半期比で2%減の17億6400万ドルにとどまったことだ。同社のGPUはこれまで仮想通貨の採掘(マイニング)にも使われており、仮想通貨の市場が停滞するなかで流通在庫が増加。これにより、エヌビディアからのゲーム向けの出荷が影響を受けた格好だ。

ジェンスン・ファン最高経営責任者(CEO)は流通在庫がかさんでいる理由について、市場でのGPUの価格下落が「期待ほど早く進まなかった」と説明。「18年11月~19年1月期の終わりごろには流通在庫は正常な状態になる」との見方を示した。ただ、同期間の売上高見通しは26億4600万~27億5400万ドルと前年同期を5~9%下回る水準となる。

一方で、グーグルなどクラウド大手のデータセンター向けは好調が続いた。同部門の売上高は前年同期比で58%増の7億9200万ドル。一部にはクラウド大手がデータセンター投資を絞っているとの指摘もあるが、人工知能(AI)技術の一種である「深層学習」をしやすいエヌビディアの製品は影響を受けておらず、前四半期比でも4%増加した。

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