千葉県、高付加価値の魚介類育成 水産振興の構想

2018/11/15 22:00
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千葉県は15日、水産業振興に向けた新たな研究開発の基本構想をまとめた。沿岸で採れる水産資源の多様化を目指し、トラフグやバイ貝など付加価値の高い魚介類を育てる技術開発を本格化。消費者の魚離れを食い止めるため、電子レンジなど簡単な調理で食べられる「ファストフィッシュ」の商品開発を進める方針も盛り込んだ。

東京湾の水温上昇に対応し、高水温への耐性が高いノリの新品種開発にも取り組む。千葉県沿岸の養殖ノリは江戸前の食材として人気が高く、「新品種で安定した生産量を確保する」(県水産課)ねらいだ。

基本構想で示した取り組みを実現するため、研究開発拠点である県水産総合研究センターの施設再編計画を近く策定。県内各地に分散している研究施設や人員を集約するなど、効率的な研究体制を整える。

県内はイワシやサバ、ブリなどの漁が盛んで、漁業生産高(養殖含む)は2017年で12万8500トンと全国10位。近年は水産資源や担い手が減少し、漁業の先細りが懸念されている。

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