SIMフリースマホ出荷、上期初の前年割れ 民間調べ

2018/11/14 22:09
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調査会社のMM総研(東京・港)は14日、2018年度上期(4~9月)におけるスマートフォン(スマホ)の出荷台数が1390万台だったと発表した。前年同期に比べて1.2%増えた。どの通信会社でも利用できるSIMフリースマホの出荷台数は7.1%減の134万台となり、13年度の集計開始以降、上期として初めて前年実績を下回った。

携帯大手がり割安なプランをそろえたことで、格安スマホ勢の顧客獲得が一服。SIMフリースマホの出荷台数は上期初の前年割れになった

携帯大手がり割安なプランをそろえたことで、格安スマホ勢の顧客獲得が一服。SIMフリースマホの出荷台数は上期初の前年割れになった

SIMフリーが初の前年割れとなった一番の要因は格安スマホ勢の失速だ。格安スマホ業者の端末ラインアップは基本的にSIMフリー端末。携帯大手が対抗策として従前より割安なプランをそろえたことで、格安の顧客獲得が一服したことが響いた。

メーカー別出荷台数は米アップルが6.4%増の646万台で首位だった。全体に占めるシェアは46.5%。「iPhoneX」の販売が比較的好調だったほか、NTTドコモが割安なプラン「ドコモウィズ」の対象に「iPhone 6s」を追加したことが押し上げた。

18年度通期のスマホ出荷台数は前年度比2.4%減の3180万台と予測。スマホ代を割り引きしない代わりに月々の通信料金を安くする「分離プラン」を携帯各社が打ち出したことで、1台あたりの使用期間が延び、販売減につながるとみている。21年度には3080万台まで減ると見積もった。

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