車用コイル増産へ 穴水村田製作所、能力2割増

2018/11/14 20:43
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村田製作所グループの穴水村田製作所(石川県穴水町)は、自動車向けを中心とする電子部品の生産体制を増強する。約8億円を投じて工場の製造スペースを拡張し、主力のコイル製品の生産能力を2割程度高める。自動車の衝突安全機能の向上などで電装品の搭載が増え、必要となる電子部品の需要が拡大していることに対応する。

このほど穴水町にある本社敷地内で延べ床面積約370平方メートルの事務棟を新設。既存工場内にあった従来の事務スペース約180平方メートルを製造用のスペースに転換した。1年ほどかけて生産設備を搬入し、来年9月をメドに本格稼働をめざす。生産増強にあたり、従業員も10人ほど増やす計画だ。

増産するのは電気をためたり、ノイズを除去したりするのに使うコイル状の電子部品。自動車の電動化が進み、衝突安全装置や照明回りの部品として国内外で需要が伸びている。将来の自動運転車の普及も追い風になるとみて増産投資に踏み切る。

同社は1968年創業。今年11月に創業50周年を迎え、12日に金沢市内で開いた記念式典には谷本正憲知事など約160人が参列した。村田製作所は石川県白山市や能美市などにも子会社の生産拠点を構え、スマートフォン向けを中心とした電子部品の生産を増やしている。

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