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「簿外債務の可能性も」 五島産業汽船、破産手続き開始

経営破綻した五島産業汽船(長崎県新上五島町)は14日、長崎地裁に破産を申し立て破産手続きの開始決定を受けたと発表した。負債総額は関連会社と合わせて25億円。同日記者会見した申し立て代理人の石橋龍太郎弁護士は「船舶やエンジンのブローカー(仲介)業務の採算が急速に悪化し、資金繰りが厳しくなった」と破綻の原因を説明した。

記者会見する破産申し立て代理人の石橋龍太郎弁護士(14日、長崎市)

10月の記者会見の際、野口順治社長は破綻に至った経緯について「2015年に参入した有川(新上五島町)~佐世保航路が不採算となり、資金がショートした」と説明していた。石橋弁護士はこの日の会見で「18年4月以降にブローカー業務の取引が頻繁になり、3億円を見込んでいた海外企業との取引が不成立となるなどして、資金繰りがさらに厳しくなった」ことを明かした。

石橋弁護士はさらに、取引が頻繁かつ複雑だったことから「帳簿に計上し切れていない債務があった可能性は否定できない」と話した。違法性の有無については「現段階では判断できない」とした。債権者集会は19年3月20日に開催する。

五島産業汽船は10月2日に突如として4航路の運航を停止。このうち、基幹航路である鯛ノ浦(新上五島町)~長崎港(長崎市)は、元従業員らが設立した同名の新会社「五島産業汽船」が再開している。

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