2019年7月17日(水)

NHK 「4K番組の制作は他チャンネルと一体化」

2018/11/14 15:00
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編成局編成主幹の大里智之氏

編成局編成主幹の大里智之氏

NHKは2018年11月13日、新たに始める4K放送と8K放送に関する説明を編成局編成主幹の大里智之氏らが行った。12月1日、二つのチャンネル「NHK BS4K」と「NHK BS8K」で放送を開始する。一日の放送時間は「BS4K」が18時間、「BS8K」は12時間10分である。大里氏は、「これだけの時間を埋める番組をすべて制作するのはコスト的にも要員的にも足りない」としたうえで、編成上の工夫について説明した。

まず「BS4K」については、地上波やBSのハイビジョン放送チャンネルと番組制作を一体化する。地上波やBSの既存チャンネルの人気番組を4Kで制作し、新チャンネルの「BS4K」で放送する。さらに画質を4Kからハイビジョンにダウンコンバートしたうえで、地上波とBSの既存チャンネルで放送する。

「BS4K」が高画質の再放送チャンネルと視聴者に認識されるのを避けるため、4K放送だけでしか視聴できないオリジナル番組も放送する。オリジナル番組の放送は土曜日を中心にする。日曜日の編成は大河ドラマや特集番組が中心となる。

平日は月曜日がエンターテインメント、火曜日はサイエンス、水曜日はドラマというふうに、曜日ごとにジャンル編成を行う。「既存チャンネルで様々な曜日で放送されている番組を再編成し、見やすい形にして放送する」(大里氏)とした。

平日の午後10時台と午後11時台には「8Kベストウインドー」という枠を設ける。「BS8K」の番組を4Kにダウンコンバートして放送し、8K放送の普及につなげることを目指す。

一方、「BS8K」では、NHKが独自に制作した8K番組を放送する。「量よりも質を重視し、本当に納得してもらえるコンテンツを選りすぐって放送する」(大里氏)とした。

新作の8K番組は、日曜日のゴールデンタイムを中心に放送する。土日の昼はみんなで楽しめるコンテンツを編成する。

平日は基本、再放送を行う。大里氏は、「日曜日の夜にはテレビを見ることができない人もいる。曜日や時間帯を様々に変えて、視聴機会を増やす」「多くの人に見てもらうための積極的な再放送」などと述べた。

(日経 xTECH/日経ニューメディア 長谷川博)

[日経 xTECH 2018年11月13日掲載]

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