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森保ジャパン、早期に必要な「サポート体制」
サッカージャーナリスト 大住良之

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2018/11/16 6:30
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サッカー日本代表(A代表)が2018年最後の2試合に臨む。11月16日のベネズエラ戦(大分市)と20日のキルギス戦(愛知県豊田市)。12月には試合がなく、次の活動は19年1月5日に開幕するアジアカップ(アラブ首長国連邦=UAE)となる。

ただ、今月の「代表活動期間」には、森保一監督が兼任で監督を務める「U-21(21歳以下)日本代表」のUAE遠征も組まれている。14日からドバイで行われる「ドバイカップ」に参加し、ウズベキスタン、クウェート、そしてUAE(いずれも相手はU-23代表)と対戦するのだ。ただし森保監督が日本を離れられないため、A代表の横内昭展コーチが監督代行を務め、同じく和田一郎コーチ、U-19日本代表の高桑大二朗GKコーチ、小粥智浩コンディショニングコーチとともに指導に当たる。

2019年はA代表、五輪代表ともに一段と重圧がかかる。森保監督(右)の支援体制が必要だ=共同

2019年はA代表、五輪代表ともに一段と重圧がかかる。森保監督(右)の支援体制が必要だ=共同

横内コーチと和田コーチの穴はU-16代表の斉藤俊秀コーチ、U-19代表の秋葉忠宏コーチが埋め、下田崇GKコーチ、松本良一フィジカルコーチとともにA代表で森保監督を補佐する。

強化日程重複で仕事が難しく

U-21代表は20年の東京五輪を目指すチーム。日本のサッカーにとってこれまでの「五輪代表」にも増して重要な位置付けのチームだ。昨年来、五輪のための強化をA代表の強化日程と重複して行うようになっている。17年10月に五輪代表監督に就任した森保氏が18年5月にA代表コーチになり、さらに7月にはA代表監督を兼任することになったため、仕事が難しくなった。

8月には、U-21代表を率いてアジア大会(インドネシア)を戦っていた森保監督が、9月のA代表戦のメンバー発表をインドネシアで行うという「非常事態」も起こった。アジア大会では決勝まで戦ったため、森保監督とスタッフは帰国後そのまま新生A代表の初戦が予定されていた札幌に直行、翌日からの合宿に備えた。

A代表と五輪代表の監督兼任は初めてのことではない。1998年から2000年にかけてフィリップ・トルシエ氏が両チームを兼任し、02年ワールドカップに向けての準備を進めた。トルシエ氏は99年のU-20日本代表監督も兼任した。だが、このころは日程的にも両代表の活動が重複しておらず、トルシエ氏は両代表を無理なくこなすことができた。いまとは状況がずいぶん違ったのだ。

A代表監督就任を要請するに当たって、日本サッカー協会は新たに五輪代表監督を立てることも提案した。しかし、「兼任」は森保監督の考えだった。

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