2019年9月20日(金)

シンガポール首相、RCEPは「実質的に進展」

2018/11/13 20:06
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【シンガポール=鈴木淳】交渉延長が確実となった東アジア地域包括的経済連携(RCEP)に関して、東南アジア諸国連合(ASEAN)の首脳から13日発言が相次いだ。シンガポールのリー・シェンロン首相は13日、ASEAN首脳会議の開会式で「実質的な進展があった」と述べた。交渉に参加するASEANなど16カ国は年内の実質妥結を目指していたが、妥結が困難となったことを公式に認めた。

マレーシアのマハティール首相も13日、RCEPについて「いくつかのASEANの国が先進国の高い自由化に適合するためには(先進国側の)助力や柔軟性が必要だ」と言及した。先進国と経済格差の大きい新興国向けに低い自由化率や影響を緩和する移行期間を設置するなどの配慮を求めた。

マハティール氏は「特定の国による支配ではなく、相互に恩恵のある貿易協力である必要がある」とも発言した。中国のような大国だけが関税撤廃やサービスの自由化で利益を得るのではなく、マレーシアのような相対的に規模の小さな国にも利点の多い協定になるよう求めた。

RCEP交渉では12日、交渉に参加する日本や中国、ASEAN加盟国など16カ国が閣僚会合を開いたが、意見の隔たりが大きく年内妥結は困難になっていた。交渉参加国は2019年に交渉を持ち越して、同年中の合意を目指す。

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