元社長らインサイダー容疑で告発 LCホールディングス
ジャスダック上場の不動産会社、LCホールディングス(旧ロジコム)の業務提携などの公表前に同社株を取引したなどとして証券取引等監視委員会は13日、同社元社長、本荘良一氏(61)ら3人を金融商品取引法違反(インサイダー取引など)の疑いで東京地検に告発した。
他に告発されたのは、同社の元社外取締役の尾崎明雄氏(63)と会社役員の栗原崇明氏(37)の2人。
監視委によると、本荘元社長は2016年1月中旬ごろ、LC社がダヴィンチ・ホールディングスとの業務提携などを行うこと知り、同年1月下旬から2月中旬に、他人名義でLC社株約1万9000株を約2400万円で買い付けた疑いが持たれている。
尾崎元社外取締役はこの業務提携などの情報を栗原氏に伝達した疑い。栗原氏は16年2月中旬ごろにLC社株約1万株を1200万円で買い付けた疑いが持たれている。業務提携などは2016年2月22日に公表された。
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