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超高解像度の顕微鏡 シスメックス、アルツハイマー診断に寄与

血液検査機器で世界最大手のシスメックスは13日、血液中のタンパク質や細胞内の小器官の構造分析に使う超高解像度の蛍光顕微鏡の販売を始めたと発表した。これらの分析結果はガンやアルツハイマー病といった病気の治療薬や診断方法の開発につながる可能性がある。既存の製品に比べて使い勝手がよく、製薬会社や大学病院などへの導入を目指す。

新製品は20ナノ(ナノは10億分の1)メートルまで微細な構造を観察できる。同様の解像度の顕微鏡は他社の製品にあるものの、新製品は暗室を必要とせず、小型で置き場所を選べるのが特徴だ。10月から国内市場にまず投入したが、将来は海外での販売も視野に入れる。価格は公表していない。

シスメックスは血液からアルツハイマー病を診断する技術をエーザイと共同開発している。病気の原因とされるタンパク質の形や量などを調べるために同製品を活用してきた。外部に向けても販売することで、アルツハイマー病だけでなく、ガンなどに効く新たな治療薬や診断方法の確立につなげる考えだ。

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