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分配金利回りの「高さ」に注意(気になる投信用語)

2018/11/15 12:00
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投資信託に興味はあっても、専門的な用語が多くてとっつきにくい……。そんな投資初心者のために、「気になる投信用語」として投信選びの参考になりそうな言葉の意味やデータの使い方などをわかりやすく解説する。

■分配金利回りとは?

投資信託の収益などから投資家に還元する分配金の水準を測る目安となる指標に「分配金利回り」がある。過去1年間の分配金の累計額を直近の基準価格で割って計算するのが一般的だ。

<計算式>分配金利回り = 過去1年間の分配金の累計額 ÷ 直近の基準価格

過去1年間の分配金が累計600円で直近の基準価格が1万円の投信Aと、分配金が累計500円で直近価格が8000円の投信Bを比べてみる。分配金はAがBより多いが、分配金利回りはAの6%よりBの6.25%が大きくなる。

■見せかけの「高さ」に注意!

ただし、分配金利回りが高いからといって、必ずしも得をしているとは限らない点には注意が必要だ。投信の分配金は運用の成果から支払われる「普通分配金」だけでなく、元本を取り崩して支払われる「特別分配金(元本払戻金)」の2種類に分けられる。

投信の基準価格は分配金を支払った分だけ下がるから、元本を取り崩して分配金を支払い、基準価格が下がれば下がるほど分配金利回りが高くなる。名目上の分配金利回りが高くても、基準価格の騰落を加味した実質的な利回りはマイナスという場合もある。投信AとBの1年前の基準価格が1万円だったとすると、実質利回りはAが6%、Bはマイナス15%だ。

■分配金健全度とあわせて確認

分配金の水準を比べる場合、分配金利回りだけでなく、分配金に占める普通分配金の比率を示す「分配金健全度」とあわせて確認したい。分配金健全度が低い投信は、分配金利回りが本来の実力よりも高くなるからだ。

日経電子版は個別投信ページの「トップ」タブに過去1年間の分配金健全度を掲載している。「分配金」タブでは過去3年、5年、10年も確認できる。また「分配金利回りランキング」では、過去1年間に元本を取り崩していない投信(分配金健全度が100%)を一覧にしている。

(QUICK資産運用研究所 竹川睦)

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