2019年4月23日(火)

徳島空港に水素ステーション開設 地方空港初
貨物搬送用フォークリフト燃料に

2018/11/12 21:25
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徳島県が徳島空港(徳島県松茂町)に整備を進めていた水素ステーションが完成し、19日から運用を開始する。空港ビル屋上に設置した太陽光パネルで発電する電気で水素を生成し、空港内で使う貨物搬送用フォークリフトの燃料とする。地方空港としては初の取り組みとなる。

徳島県が徳島空港に設置した水素ステーションが11月19日から運用を開始する

県内の水素ステーションは県庁敷地内に次いで2カ所目。徳島空港ビル(松茂町)が事業主体となり国や県の補助を受け合計約1億4200万円かけて整備した。1日の水素の製造能力は1.5キログラムで、約19キログラムの貯蔵タンクを備えている。

同時に水素を燃料とする燃料電池フォークリフトも約1200万円かけて1台導入した。トヨタL&F徳島(徳島市)が空港ビルにリースし、日本航空へ再リースする形で、空港内の貨物搬送に使用する。水素を満タン(1.2キログラム)にすれば8時間稼働ができる。

空港水素ステーションの運用開始に合わせ、17日から12月5日まで水素エネルギー普及啓発に向けた燃料電池車の展示会も実施する。県では公用車として6台の燃料電池車を保有。県内で登録されている燃料電池車は約30台と少ないが、「他県ナンバーも徳島を走るようになっている」と、飯泉嘉門知事は12日の会見で水素ステーション整備の意義を強調した。

徳島県と日本航空、徳島空港ビルの3者は2017年12月に環境対策に連携して取り組むとする協定を締結し、運輸部門での脱炭素化の加速を目指してきた。飯泉知事は「地方から水素社会の実現させる。これを実感してもらえるよう官民一体で取り組む」と語った。

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