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木造船漂着、最多の勢い 北朝鮮から、北海道急増

北朝鮮の漁船とみられる木造船の漂着、漂流が日本海沿岸を中心に相次いでいる。海上保安庁によると、今年は少なくとも89件確認し、中でも北海道が急増している。2013年に統計を取り始めてから最多だった昨年の104件を上回るペースで、海保は警戒を強化。専門家は、日本の排他的経済水域(EEZ)周辺で操業していた漁船との見方を示す。

海保によると、11月9日正午までに確認された今年の漂着、漂流は89件で、うち5件で計12人の遺体が見つかった。北海道は昨年の年間6件から33件となった。道内では10日以降も漂着が続いており、さらに増えそうだ。季節風の影響で、木造船の漂着は例年秋から冬にかけて増加している。

昨年はイカなどの好漁場として知られる日本海のEEZ内「大和堆」周辺で、北朝鮮船の違法操業が相次いだ。今年も海保が取り締まりを強化している。

北朝鮮経済に詳しい関西大の李英和教授は、北朝鮮が外貨獲得のため日持ちするイカの漁を推し進めていると指摘。北海道で船の漂着が増えた背景について「大和堆の警備が強化され、より北方に漁の場所を移したのではないか」と話した。

第1管区海上保安本部(小樽)は「漁協や警察など関係機関と協議しながら、警備に万全を期したい」と説明。情報収集とパトロールに力を入れている。

〔共同〕

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