ノキア、中国3大通信事業者と20億ユーロの契約

2018/11/12 13:00
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日経クロステック

フィンランドのノキアは中国China Mobile(中国移動通信)、China Telecom(中国電信)、China Unicom(中国聯合通信)各社と、2019年末までの期間で総額20億ユーロを超える規模の包括協定を結んだことを2018年11月7日、明らかにした。これら3社は、ノキアの技術とサービスを使って中国内の固定/モバイルブロードバンドの性能を改善する。世界最大の人口を抱える国として、ますます伸びる中国内のネットワーク需要に応え、さらに高品質なサービスを提供するため、ネットワークの高速大容量化と信頼性強化を進め、5Gへの移行に備える。

契約内容としては、下記のようなものが含まれる。

・China Mobileに向けた、無線アクセス、基幹ネットワーク、および、PON(passive optical network)、IPルーティング、光伝送、SDN(software defined network)、ネットワーク管理、およびサービスに関する技術と専門知識の提供。

・China Telecomに向けた、中国全土の4G LTEサービス展開とホットスポットの容量改善サポート。FDD(frequency division duplex)方式のLTE無線アクセスやCPE(customer premises equipment、宅内通信機器)、基幹ルーター、マルチサービス対応エッジルーターなどの提供も含まれる。また、中国の5G化に向けた連携も同時に進める。

・China Unicomの中国内向けサービス事業支援。FDD方式のLTE無線アクセスやマルチアクセスエッジコンピューティング、仮想IMS(IP Multimedia Subsystem)、SDN、IP ルーティング、光伝送、固定ネットワーク用機器提供も含む。4G LTEを中心としたネットワークの品質、容量改善と同時に、あらゆるモノがネットにつながるIoT向けサービス拡張、ネットワークへのAI適用も含む5G化に向けた調査、開発も進める。

(ライター 加藤樹子)

[日経 xTECH 2018年11月9日掲載]

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