2019年9月19日(木)

米経済誌フォーチュン、タイ実業家170億円で買収

2018/11/10 5:32
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【ニューヨーク=清水石珠実】米メディア大手メレディスは9日、傘下の経済誌「フォーチュン」をタイ人の実業家に1億5000万ドル(約170億円)で売却することで合意したと発表した。メレディスは読者の中核を若年層の女性と定め、非中核事業の売却を進めている。9月には傘下の別のニュース誌「タイム」も売却した。

フォーチュンを買収するのは、タイ有力財閥のチャロン・ポカパン(CP)グループの一員。個人による投資で、財閥の事業とは別に運営する。世界的に知名度の高いフォーチュンのブランド力を生かし、電子版やイベント事業などに積極投資する計画という。

ネットメディアが台頭し、米国の雑誌業界では発行部数と広告収入の縮小が進む。メレディスは1月、フォーチュンやタイム、スポーツ・イラストレイテッドなどを発行する雑誌大手タイムの買収を完了した。だがその後「40歳以下の女性」という主力読者層にあわない経済やニュース誌などは切り離す「選択と集中」を進めている。

米国では富豪によるメディア買収が盛んだ。2013年には米アマゾン・ドット・コムのジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)が米紙ワシントン・ポストを買収。9月にタイムを買収したのは、顧客情報管理(CRM)最大手の米セールスフォース・ドットコムのマーク・ベニオフ共同CEOとその夫人だった。

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