東電、海外で水力発電に参入 まずベトナムで

2018/11/9 20:00
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東京電力ホールディングスは9日、海外で水力発電事業に参入すると発表した。まずベトナムの水力発電所事業に参画してノウハウを蓄積する。今後は他国にも広げ、将来的に海外の水力は200万~300万キロワット規模まで開発する考え。国内の発電事業は収益拡大が難しく、水力や洋上風力発電などの再生可能エネルギーで成長を目指す。

ベトナム・ラオカイ省のコクサン水力発電所に関わる。東電は9日、同発電所の運営会社に出資しているシンガポールのベトハイドロ社の株式36.38%を取得した。

コクサン水力発電所の出力は約3万キロワットと水力では小型になる。まずは巡視や点検など発電所の運営の効率化に取り組んで運営のノウハウを蓄積する。将来的に大型の水力発電の開発などにも携わりたいとする。

東電は発電コストが相対的に低いとされる原子力発電の再稼働の見通しが立っていない。福島第1原発事故の賠償・廃炉では大きな費用負担を抱えている。今後の成長を再生エネに見いだし、収益力を高めたい考えだ。

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