/

マルコス元大統領夫人に横領で禁固刑 比の特別裁

【マニラ=遠藤淳】フィリピンの公務員犯罪特別裁判所は9日、マルコス元大統領の夫人であるイメルダ・マルコス下院議員(89)が7件の横領に関与したとして有罪の判決を下し、1件につき6~11年の禁錮刑を言い渡した。ロイター通信によると、検察当局は「最高裁判所に上告できるので判決は確定しない」と説明した。

特別裁はイメルダ氏がマルコス政権(1965~86年)下でマニラ首都圏知事などを務めた際、スイスに設立した7つの財団へ不正に公金を移したと認定した。横領した金額は2億ドル(約230億円)にのぼるという。

地元メディアによると、特別裁は逮捕状を発行したが、イメルダ氏が保釈金を払えば、上告中は身柄を拘束されない。イメルダ氏は「担当弁護士が裁判所の決定を精査しているところで、不服を申し立てる方針だ」という声明を発表した。

マルコス氏は戒厳令などを活用し、独裁体制を築いた。当時はイメルダ氏の権勢も絶大で、多数の靴を収集するなどぜいたくな生活をしていたことで知られる。いったん失脚したが、2010年には下院議員として政界に返り咲いた。19年には地元の北イロコス州知事選に出馬する意向だ。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連キーワード

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン