2018年11月15日(木)

全6町村で復興拠点整備へ 福島・葛尾、20日除染開始

社会
2018/11/9 12:51
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環境省は9日、東京電力福島第1原子力発電所事故後、福島県葛尾村内で立ち入り制限が続く「帰還困難区域」の一部で、20日から特定復興再生拠点区域(復興拠点)の整備を始めると発表した。復興拠点では、除染や被災建物の解体工事を進めて放射線量を下げ、再び住めるようにする。これにより復興拠点の整備計画が認定された全6町村で復興拠点の除染が始まる。

政府は、復興拠点以外の帰還困難区域を除染するかどうかは「今後検討していく」(環境省)として方針を示していない。避難指示解除の見通しが立たない地域が残ったままで、地元の住民や自治体は帰還困難区域全体を除染するよう要望している。

6町村の復興拠点の計画面積は、南相馬市を加えた7市町村が抱える帰還困難区域約337平方キロのうち約8%の約27平方キロにとどまる。

葛尾村の第1弾工事は、復興拠点となるエリアの東側の道路約0.5ヘクタールで除草などの除染を行い、10件程度の被災建物を解体する。

葛尾村の避難指示に関して、政府は国費で除染やインフラ整備を進め、2022年春ごろまでの解除を目指す。〔共同〕

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