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元海兵隊員の容疑者、軍務でPTSDか 米乱射事件

【サウザンドオークス=共同】米西部ロサンゼルス郊外のバーで起きた銃乱射事件で、地元警察は8日、事件後に自殺した容疑者の男(28)について、アフガニスタンや沖縄県に派遣された元海兵隊員で、4月に突然叫びだすなど感情を抑制できなくなるトラブルがあったと公表した。軍務による心的外傷後ストレス障害(PTSD)の可能性があり、事件との関連を調べている。

負傷者らへの献血のため列をつくる市民ら(米カリフォルニア州サウザンドオークス)=共同

犯行に使用された拳銃には、通常より多くの弾丸を込めることができる特殊な弾倉が装着されていた。警察や連邦捜査局(FBI)は殺傷能力を高める狙いがあったとみて、男の自宅を捜索し捜査を進めている。

警察発表によると、男は現場近くに住むイアン・ロング容疑者。4月のトラブルの際、警官が自宅を訪問し、メンタルヘルス専門家も面会したが、法律に基づく拘束は必要ないと判断した。

ロング容疑者は2008年8月~13年3月、海兵隊に所属。CNNテレビによると、アフガニスタンで機関銃手として約7カ月勤務し、沖縄県で教官をしていたこともあるという。海兵隊が発表した経歴によると、容疑者は複数の賞を受けている。

カリフォルニア州では3月に退役軍人の施設でPTSDの治療を受けていた元陸軍兵士の男が職員らを人質に立てこもる事件が発生。警官と銃撃戦となり女性3人を殺害した後、自殺した。

今回の事件は、ロサンゼルス中心部から西に約70キロのサウザンドオークスのバーで7日深夜発生。当時、学生向けの音楽イベントが開かれ、近くの私立大学の学生ら数百人で混み合っていた。警官1人を含む12人が死亡、約20人が負傷した。

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