2018年11月18日(日)

メキシコ、銀行の手数料徴収禁止を検討 第1党が法案提出

金融機関
中南米
2018/11/9 7:52
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【メキシコシティ=丸山修一】メキシコのロペスオブラドール次期大統領が所属する新興左派政党、国家再生運動(Morena)は8日、国内の銀行に対して預金の引き出し手数料やクレジットカード年会費などの徴収を禁止する法案を提出する方針を発表した。顧客の保護を理由としている。発表を受けて銀行株は軒並み大幅な下落となった。

禁止するのは預金の引き出しや残高照会といったATMの利用料のほかクレジットカードやデビットカードの再発行手数料、クレジットカードの年会費、他行への振込手数料、口座の管理手数料など多岐にわたる。同党によると、こうした手数料収入はメキシコの主要銀行では売上高の19~39%を占めているとしている。

国家再生運動は第1党で、連携する他党の議席数を勘案すれば可決の可能性は高い。手数料徴収が禁止となれば銀行の収益には大きな打撃となるのは必至だ。法案提出までに銀行側から激しい反対が予想される。8日は主要金融機関の1つであるバノルテ株が12%近く下落するなど、銀行株は軒並み大幅な下げとなった。

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