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KPMG、英で監査以外の役務制限へ ビッグ4初

現地メディア報道

【ロンドン=篠崎健太】国際会計事務所のKPMGが、英国で会計監査を手掛けている大企業に対し、コンサルティングなどの非監査業務の提供を中止する見通しになった。複数の英メディアが8日に報じた。様々な企業向けサービスを展開する監査法人を巡っては、複合的な役務の提供が利益相反を生むとの批判が出ていた。監査業務に集中することで透明性を高める狙いがある。

KPMGは監督当局から監査の質の低下を批判されていた=ロイター

非監査業務の提供中止は「ビッグ4」と呼ばれる4大監査法人グループで初めて。英スカイニューズなどによると、KPMG英法人のビル・マイケル会長が幹部社員に方針を通知した。同社が会計監査を行っている企業のうち、英株価指数「FTSE350」に採用されている大企業について、監査以外のサービス提供を取りやめる。「利益相反の可能性があるという認識を払拭するため」と説明したという。

監督当局の英財務報告評議会(FRC)は6月、ビッグ4に関して「監査の質を早急に改善する必要がある」との報告書を公表した。とりわけKPMGは「監査の質低下は受け入れがたい」と指摘していた。監査先の英建設大手カリリオンが1月に経営破綻するなどして批判が強まるなか、業務体制の再構築を迫られた形だ。

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