2019年6月18日(火)

サウスポーの視点(山本昌)

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監督だけの責任じゃない 巨人や阪神、中日の低迷

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2018/11/11 6:30
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今年のプロ野球はソフトバンクの日本シリーズ連覇で幕を閉じた。セ・パ両リーグとも打高投低のシーズンだった。西武打線は圧倒的な破壊力でパを制し、セを3連覇した広島打線も相変わらずよく打った。

打者の技術は投手よりも伸ばしやすい。体が資本の投手は好きなだけ投げ込めるわけではないが、打撃マシンを使えば打者は納得のいくまで打ち込むことができる。練習量は必然的に差がつく。「飛ばないボール」といわれた統一球がなくなり、いまのボールは飛距離も出る。投手には受難の時代といえる。「野球は投手」の常識が変わっていくのか今年が特殊だったのか、来季以降も注視したい。

高橋監督はベストな布陣で戦えない期間が多かった=共同

高橋監督はベストな布陣で戦えない期間が多かった=共同

セ・リーグでは3人の監督の退任が決まった。まずは巨人。ブルペンに上原浩治、沢村拓一が加わった今季、私は優勝候補に挙げていたのだが、故障者が続出し、Aクラス確保が精いっぱいだった。

高橋由伸監督の3年間を振り返ると、ベストな布陣で戦えない期間が多かった。けが人に加え、選手の野球賭博などスキャンダラスな話題もチームを揺らした。正直、高橋監督がこのような終わり方をするとは思わなかった。人柄がよくて、オーラもある。野球については絶対に日の目を見る人だと信じていた。本人も悔しいだろうが、巨人が4年連続で優勝を逃したとあっては、ケジメをつけざるを得なかったのだろう。

金本監督はいろいろな若手を起用していたが…=共同

金本監督はいろいろな若手を起用していたが…=共同

阪神の金本知憲監督も3年で退くことになった。投手陣がそろい、開幕前には監督自身も「この3年で最強」と手応えを口にしていたが、17年ぶりの最下位に沈んだ。高山俊、大山悠輔、中谷将大ら主軸を期待された若手が一本立ちできず、福留孝介、糸井嘉男といったベテランが目立ってしまう状況は今年も変わらなかった。疲れが出やすいベテランは使い続けるのが難しい。彼らが休んだり、けがをしたりすると、チーム力は目に見えて落ちた。金本監督はいろいろな若手を起用したが、もう少し人数を絞って使い続けた方がよかったかもしれない。1軍半レベルの選手が日替わりでオーダーに名を連ねていると、相手投手としては正直「楽だな」と感じる。

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