2018年11月19日(月)

タヌキなあなたは「世渡り上手」?(平成のアルバム)
動物占い

コラム(社会)
2018/11/9 15:00
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「大人の~」「相性まるわかりの~」などの関連本も数多く出版された

「大人の~」「相性まるわかりの~」などの関連本も数多く出版された

あなたの性格を動物に例えたら――。身近なタヌキやサルから神話に登場するペガサスまで。1999年に登場した「動物占い」は生年月日から、その人の性格を表す動物を割り出す分かりやすさと親しみやすさが老若男女に受けて、爆発的な人気を集めた。

火付け役は青年漫画誌「ビッグコミックスピリッツ」に連載された動物占い。「人前では嫌だけど、ひっそり占いたい」という男性読者のニーズを捉え、口コミで評判が広がった。関連本は550万部を売り上げ、占いサイトのアクセス数は1日で400万ビューに達するブームを巻き起こす。当時高校生だった30代女性は「友達とサイトをチェックするのが毎日楽しみだった」と懐かしむ。

「景気が悪いと占いが盛る。あのころはバブルがはじけて、みんなどん底だった」と動物占いを提供するノラコム(東京・新宿)代表取締役の徳光清子さんは話す。「みんな、誰かに背中を押してほしくて自分のことを占う。だから動物占いは悪いことは書かない。占いは人生の応援歌」。性格診断の要素が強い特徴も一役買い、学校や職場などでコミュニケーションのきっかけとして重宝された。

15年からは12種類の動物をさらに色で細分化し60パターンに進化させた「大人の動物占い」を主婦の友社が出版。平成が終わる来年には、小学館が「改訂版 人生丸わかりの動物占い」を復刻する予定だ。

「動物占い」 中国で生まれた運命学の「四柱推命」を基に、生年月日で人間の性格を12分類し、動物をあてはめた。甘えん坊な子鹿、おだてに弱いサル、完璧主義者のライオンなどがある。

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