2018年11月16日(金)

里見女流王座が連勝、防衛に王手 将棋女流王座戦第2局

囲碁・将棋
社会
2018/11/8 15:08 (2018/11/8 17:38更新)
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将棋の第8期リコー杯女流王座戦(特別協力・日本経済新聞社)五番勝負の第2局が8日、高知市の「ザ クラウンパレス新阪急高知」で指され、午後2時48分、87手で先手の里見香奈女流王座(26)が挑戦者の清水市代女流六段(49)を破った。第1局に続く2連勝で、タイトル防衛まであと1勝となった。

将棋の女流王座戦第2局を制し、対局を振り返る里見女流王座。右は清水女流六段(8日、高知市)

将棋の女流王座戦第2局を制し、対局を振り返る里見女流王座。右は清水女流六段(8日、高知市)

(投了図は▲3二金まで)

(投了図は▲3二金まで)

持ち時間各3時間のうち、残りは女流王座1時間47分、挑戦者1時間。第3局は21日、静岡市の浮月楼で指される。

女流王座は得意の中飛車戦法を採用し、挑戦者は早繰り銀で対抗した。36手目の7二飛は後手の積極的な工夫だが「欲張りすぎだった」(清水女流六段)。飛車金交換で駒得となった女流王座が主導権を握った。

女流王座は8二飛(55手目)に打ち込んで2枚の飛車を躍動させると、挑戦者の粘りを許さずに鮮やかに寄せきった。解説の畠山鎮七段は「挑戦者の構想を見事にとがめた本局は、里見女流王座の研究の深さを物語っている」と話した。

終局後、里見女流王座は「押さえ込まれると苦しくなるので自分から動いた」と振り返り、清水女流六段は「これほど大差の負けは久しぶり。次に向けて気持ちを切り替えたい」と話した。

【指し手】▲7六歩△8四歩▲5六歩△6二銀▲5五歩△4二玉▲5八飛△8五歩▲7七角△7四歩▲6八銀△7三銀▲5七銀△6四銀▲6六銀△5二金右▲4八玉△3二玉▲3八玉△1四歩▲1六歩△4二銀▲2八玉△4四歩▲5四歩△4三金▲5三歩成△同銀上▲3八銀△3四歩▲4六歩△4二金上▲6八金△9四歩▲5七金△7二飛▲5六金△5四歩▲5五歩△同 歩▲同 銀△5四歩▲6四銀△同 歩▲5五歩△同 歩▲同 金△5四歩▲6三銀△5五歩▲7二銀不成△5六銀▲6三銀成△4五歩▲8二飛△5四銀▲5六飛△6三銀▲5五角△同 角▲同 飛△5四銀打▲8五飛寄△7三桂▲8三飛上成△8八角▲7三竜△9九角成▲6六桂△5二香▲5五歩△7二金▲同 竜△同 銀▲同飛成△8九馬▲5四桂△6七馬▲4二桂成△同 金▲4四銀△9八飛▲4三銀打△2二玉▲3一角△同 玉▲3二金まで87手で里見女流王座の勝ち

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