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山中、鈴木を初招集 サッカー日本代表 11月親善試合

日本サッカー協会は7日、国際親善試合のベネズエラ戦(11月16日、大分総合競技場)とキルギス戦(20日、豊田スタジアム)に臨む日本代表メンバー23人を発表した。MF堂安(フローニンゲン)やFW大迫(ブレーメン)など10月の親善試合でのメンバーをほぼ踏襲。DF山中(横浜M)とFW鈴木(鹿島)が初めて選ばれた。

記者会見で質問に答えるサッカー日本代表の森保監督(7日、東京都文京区)=共同

森保監督が就任後、日本はウルグアイに4-3で打ち勝つなど順調に滑り出している。ワールドカップ(W杯)ロシア大会出場組と新戦力が融合した10月のウルグアイ戦の編成は現在の日本のベストメンバーとなっており、そこから選手の入れ替えはほとんどなかった。いまあるチーム作りの良い流れを継続したい考えだろう。

そのなかで新たに加えた2人には「スペシャリティー」がある。左サイドを主戦場とする山中は、一振りでゴールも狙えるキックが武器。「左利きを生かしたプレー、クロスなどで攻撃に絡んでほしい」と森保監督は話す。左SBは長友(ガラタサライ)が肺の手術で戦線離脱中。このポジションの人材を厚くしたいところでもある。

鈴木は鹿島で今季リーグ戦11得点。得点感覚に野性味があり、こちらも現FW陣とはひと味違う特長を備える。「2人とも思い切り個性を発揮して欲しい」と森保監督は期待する。

来年1月に始まるアジアカップへ向けて、今回の2試合が最後の実戦。10月と今回のメンバーがアジアカップでもベースになりそうだ。アジアでの戦いでは守りを固めて日本の良さを消し、一泡ふかせようとする相手を攻略する難しさも想定される。キルギス戦はアジアカップの1次リーグで対戦するトルクメニスタンを想定して組まれたカード。「(ここまでの3試合で)選手は個人としてもチームとしてもアグレッシブに力を発揮し、トライしてくれている。ただ、アジアの戦いではまた別の戦い方、対応力が求められる。(引いて守る)相手をどう崩し、勝つか。アジアカップへのシミュレーション(模擬訓練)になる思う」。森保監督は11月の2試合をそう位置づけ、よりアジアを意識した戦術も落とし込んでいきそうだ。

フル代表のメンバー発表と同時に、森保監督が兼務する21歳以下(U-21)日本代表のアラブ首長国連邦遠征メンバーも発表した。フル代表のスタッフに19歳以下(U-19)日本代表でコーチを務めた秋葉氏が加わるなど、世代のカテゴリー間の「融合」を進めることも森保監督の狙いにある。「(世代間で)意思疎通を取り、同じ絵を描きながら進む。成長につながる経験となるはず」と語る。

育成世代の代表がフル代表と方向性を共有すれば、若い世代がフル代表で試されたときもスムーズに入れる。フル代表を経験した選手やコーチがそのエッセンスを育成世代へもたらせれば、これからの世代の力を引き上げやすい。「U-19、東京五輪世代、フル代表がつながることで(サッカー界)全体のレベルアップにつながる」と森保監督。アジアカップのさらに先、長い目でみた日本サッカーの底上げも見据えている。

日本代表は次の通り。

▽GK 東口順昭(G大阪)権田修一(鳥栖)シュミット・ダニエル(仙台)

▽DF 槙野智章(浦和)吉田麻也(サウサンプトン)佐々木翔(広島)酒井宏樹(マルセイユ)山中亮輔(横浜M)室屋成(FC東京)三浦弦太(G大阪)冨安健洋(シントトロイデン)

▽MF 青山敏弘(広島)原口元気(ハノーバー)柴崎岳(ヘタフェ)遠藤航(シントトロイデン)伊東純也(柏)中島翔哉(ポルティモネンセ)南野拓実(ザルツブルク)三竿健斗(鹿島)堂安律(フローニンゲン)

▽FW 大迫勇也(ブレーメン)鈴木優磨(鹿島)北川航也(清水)

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