2019年9月23日(月)

ミネベアミツミ、自動車部品のユーシンと経営統合

2018/11/7 20:05
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ミネベアミツミは7日、自動車部品製造のユーシンと経営統合すると発表した。2019年1月下旬からユーシン株に対して1株あたり985円でTOB(株式公開買い付け)を実施する。買収総額は320億円強になる見通し。ミネベアミツミは主力のスマートフォン(スマホ)液晶向けバックライトの需要縮小が見込まれ、経営統合で自動車部品事業を伸ばす。

記者会見で握手するミネベアミツミの貝沼社長(右)とユーシンの岡部社長(7日、東京都千代田区)

ユーシンも同日、同社の株主にTOBへの応募を推奨すると発表した。買い付け期間は30営業日を予定する。TOB価格の1株985円はユーシンの7日終値を1割強上回る。ミネベアミツミは柱の一つだった液晶用バックライトの販売が減少傾向で、モーターのボールベアリングなどの需要が自動車の電動化に伴い急拡大している。

ユーシンは自動車用キーシステムが主力事業。統合で自動車メーカーへの販路拡大や両社の工場を活用した生産出荷の効率化といった効果を見込む。両社の技術を組み合わせた製品やサービスの開発も進める方針だ。

両社は7日に都内で記者会見した。ユーシンの岡部哉慧社長は経営統合を決めた理由について「両社の従業員を平等に扱うなど、大きな懐で受け入れてもらえると聞いたためだ」と述べた。ミネベアミツミの貝沼由久社長のM&A(買収と合併)に対する姿勢への信頼感があったという。

貝沼社長は統合後について「ユーシンの問題は欧州のオペレーション。ここに徹底的にリソースをつけてミツミと同じようにターンアラウンド(経営立て直し)したい」と話し、統合による成長に自信を示した。

(井沢真志)

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