中国5県の鉱工業生産1.9%低下 9月、自動車は回復
カープ優勝で消費は持ち直し

2018/11/7 19:39
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中国経済産業局が7日発表した中国5県の2018年9月の鉱工業生産指数(10年=100、季節調整済み速報値)は93.9と、前月比1.9%低下した。基調判断は「回復の動き」と据え置いたが、個人消費は「持ち直しの動き」と10カ月ぶりに上方修正した。広島東洋カープの優勝セールを背景に、「消費マインドは改善しつつある」(花木出局長)という。

生産指数を業種別にみると、西日本豪雨の被害からサプライチェーンが復旧した「自動車工業」は3.4%上昇し、98.7だった。マツダの多目的スポーツ車(SUV)の生産が持ち直した。

一方、「化学工業」は工場の定期修繕が重なり合成ゴムなどの生産が落ち込んだこともあり、前月比11.5%低下の85.7だった。個人消費では百貨店、スーパー、コンビニエンスストアなど商業6業態の販売額が1947億円と前年同月比で3.4%増えた。

生産や消費などを含めた経済動向全体も「持ち直し基調の中で、一部に弱い動きがみられる」として判断を据え置いた。ただ、花木局長は「全体の大きな方向としては回復基調にある」との見方も示している。

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