WTOで日本勝訴 インドの鉄鋼関税上げで

2018/11/7 1:01
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世界貿易機関(WTO)の紛争処理小委員会(パネル)は6日、インドが鉄鋼製品の一部に発動した一時的な関税引き上げ(セーフガード)を不公正として日本が提訴していた問題で、日本の主張を大幅に認める報告書を公表した。

=ロイター

報告書はインドが必要な要件を満たさずに発動したなどWTOルールに違反していると認定し、是正を勧告した。パネルは一審にあたり、不服があれば最終審に当たる上級委員会に上訴できる。

インドによるセーフガードは今年3月に終了しており、報告書による日本企業への直接的な恩恵は見込めない。ただ、米国など世界各国で保護主義的な傾向が高まるなか、セーフガードが乱発される風潮に歯止めをかける効果が期待される。

インドは15年9月、自動車や家電などの材料となる熱延コイルの輸入に対し、通常はゼロの関税を最大20%に引き上げる措置を実施。日本からの輸出が大幅に減少した。日本政府は根拠が不明確としてインドと協議したが、折り合えなかったため17年3月にWTOにパネルの設置を求めていた。

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