2018年11月13日(火)

NTT、23年度に目指す海外売上高2兆8000億円

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2018/11/6 19:00
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NTTは6日、中期経営計画を発表した。2023年度の海外売上高目標を250億ドル(約2兆8千億円)として、17年度比で28%増を目指す。グループ再編で海外事業を強化し、クラウドやシステム構築などの販売を増やす。米シリコンバレーに基礎研究の拠点を設立することも正式発表した。人工知能(AI)や量子コンピューターなどの技術を研究し、将来のビジネスの芽を育てる。

中期経営戦略を発表するNTTの澤田純社長(6日午後、東京都千代田区)

NTTはグローバル中間持ち株会社を設立し、NTTデータ、NTTコミュニケーションズ、南アフリカのディメンション・データの株式を持ち株会社から移管した。NTTデータを除き、19年7月に海外事業と国内事業に再編する。重複事業を整理して効率化し、海外事業をてこ入れする。

米シリコンバレーの拠点では外国人研究者や技術者とネットワークを構築し、AIや量子コンピューターなどに関する10~20年後の実用化を目指す研究に特化する。こうした先端技術や次世代通信規格「5G」向けに5年間で3兆円を投資する方針も明らかにした。

澤田純社長は6日の記者会見で、クラウドなどの分野で勢力を増す米グーグルやアマゾン・ドット・コムなどを念頭に「近場の技術開発ではIT(情報技術)大手の動きに勝てない。開発が十分に進んでいない分野の基礎研究で知的財産を持つことが利益と次の事業につながる」と述べた。

NTTドコモは19年4月から携帯電話の通信料を2~4割下げることを発表した。澤田社長は「ドコモはマーケットリーダーになる」と述べ、KDDI(au)やソフトバンク、楽天に対抗するとの考えを示した。

(佐竹実)

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