2019年5月22日(水)

シスメックス家次氏「途上国に成長余地」 経営者会議

経営者会議
2018/11/6 16:41
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血液検査機器世界大手、シスメックスの家次恒会長兼社長は6日、第20回日経フォーラム「世界経営者会議」で講演した。「発展途上国の医療は西洋化しておりビジネスチャンスは大きい」と話し、市場攻略を急ぐ考えを示した。

シスメックスは血液の成分である「血球」や尿の検査で世界シェアトップの隠れた世界企業。海外売上高は8割を占める。製品供給先は190カ国に上る。海外での成功の秘訣としてサービスとサポートが重要であると強調。「モノを売るのではなく、バリュー(価値)を売るという姿勢でやって来た」と顧客満足度を高めることが成功につながったと分析した。

新分野への挑戦も続ける。患者に応じて異なる最適な治療方法を探る遺伝子検査に不可欠な試薬の開発に力を入れている。遺伝子検査は「これからの医療を大きく変える可能性がある。新しい技術をどう提供できるか、チャレンジし続けなければならない」と述べた。

機器はすべて兵庫県加古川市で製造する。試薬は「地産地消」を原則として8カ国で製造している。「神戸から世界に羽ばたいた大リーガーの『イチロー選手』のように成長、進化を続けたい」と強調した。

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