SEN、「泊まれる茶室」のカプセルホテル

2018/11/6 13:36
保存
共有
印刷
その他

宿泊事業を手掛けるスタートアップのSEN(セン、東京・目黒、各務太郎代表)は、「禅」をテーマにした宿泊施設の展開を始める。第1弾として東京・人形町に「泊まれる茶室」がコンセプトのカプセルホテルを開く。主に訪日外国人客向けに、都市部で日本文化を感じられる手ごろな価格の宿泊施設を提供する。

日本画や畳を組み合わせて和モダンな内装にする(画像は完成イメージ)

SENの各務太郎代表(開業予定地の前で)

2019年2月に東京都中央区の人形町エリアに「泊まれる茶室」がコンセプトの「hotel zen tokyo(ホテル・ゼン・トーキョー)」を開く。公式ウェブサイトとクラウドファンディングサイトの「レディーフォー」で予約受け付けを始めた。

千利休の茶室「妙喜庵(あん)」を参考にデザインした各カプセルは、和風の内装で日本画などを飾り、ベッドのほかに床の間の形をした金庫キャビネットや電源などを設置。カプセルを積み上げる通常のカプセルホテルの形式とは異なり、高さを天井の高さ(2.2メートル)まで拡大した。ベッドの大きさや面積が異なる5種類のカプセルがあり、価格帯は1泊6000~1万2000円程度。

ベッド数は78で、5フロアに設置する。女性専用フロアも設ける計画。カフェバーやシャワーなどの共有施設も用意する。地上5階・地下2階建てのビルを1棟借り上げた。

創業者の各務太郎氏は電通を経てハーバード大学デザイン大学院に留学。「極小空間」を研究する中で、「既存の遊休不動産を活用して豊かな極小空間を提案し、都市問題を解決したい」との思いから起業した。東海道新幹線の沿線から多店舗化し、「3年で15店舗、5年で50店舗を目標に展開したい」と意欲を示している。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]