富士通、カナダにAI新会社 グローバル戦略の核に

2018/11/6 12:12
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富士通は6日、カナダ・バンクーバーに同社のAI(人工知能)ビジネスでグローバル戦略の中心となる新会社を設立したと発表した。北米はAIや量子コンピューター研究の先進地域で、拠点を構えることで研究スピードを加速させる。富士通は今回の組織発足を弾みにして、AIビジネスで今後5年間で売上高4000億円をめざす。

新会社「FUJITSU Intelligence Technology」を11月1日から稼働した。これまで日本を含めて地域ごとに展開していたAI事業の戦略を束ねて、商品やサービスをグローバル体制で提供する。2020年までに150~200人規模にする考え。

カナダに置く新会社の周辺エリアは、トロント大学などの研究機関、スタートアップ企業が多い。「海外に拠点を設けることで、世界の色々な知識を吸収する」(AIサービス担当の吉沢尚子執行役員常務)。吉沢氏は「AIビジネスに関しては、海外売上高比率50%をめざしていきたい」とした。

AI活用は米国、中国などの海外勢が先行しており、日本企業は後れを取る。製造業や小売業、金融業界などでのAI活用を打ち出す。「各業界の事情を理解したうえで、解決策を提示する」(吉沢氏)

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