米中間選挙、市場は株高予想で先走り
米州総局 宮本岳則
[有料会員限定]
5日の米国株式相場は力強さを見せた。投資家の強気心理は、米アップルなど大型ハイテク銘柄のきつい下げにも動じることなく、ダウ工業株30種平均の上げ幅は一時、200ドルを超えた。米中間選挙の投開票を6日に控え、様子見ムードが強まりそうなタイミングだが、一部の投資家は選挙後の「株高」を予想して動き出した可能性がある。
「今日の株高はかなり驚きだ」。米金融サービス会社ミラー・タバックのマネージング・ディレ...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り1155文字