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シンガポール大手3行、2ケタ増益 7~9月期 中華圏の成長取り込み

2018/11/5 18:00
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【シンガポール=中野貴司】シンガポールの大手銀行3行が5日までに発表した2018年7~9月期決算は、いずれも純利益が前年同期比で2ケタ増益となった。香港や中国本土など中華圏の成長が業績を押し上げたが、米中の貿易戦争の影響が顕在化してくれば、成長スピードが鈍る可能性もある。

最大手のDBSグループ・ホールディングスは前期に前倒しで引き当てた不良債権処理損失が大幅に減った影響で、7~9月期の純利益が14億1300万シンガポールドル(約1160億円)と72%増えた。オーバーシー・チャイニーズ銀行(OCBC)の純利益も12億4500万シンガポールドルと、四半期としての過去最高益を更新した。

シンガポールの大手銀は東南アジア各国や、台湾やマカオを含む中華圏で業務を拡大しており、中でも増益への貢献が目立ったのが中華圏だ。ユナイテッド・オーバーシーズ銀行(UOB)は9月末の中華圏での預金、融資残高が1年前に比べ同21%、同23%と主要地域で最も高い伸びを示した。1~9月期の中華圏の業務純益の伸びも27%増と主要地域で最も高く、業務純益全体の10%を占めるまでになった。

香港とマカオ、中国広東省珠海市を結ぶ世界最長の海上橋が10月に開通し、香港と広州を結ぶ高速鉄道も9月に全線開業するなど、中華圏は巨大経済圏としての一体化が進みつつある。各行は今後も香港を中核拠点として、中華圏で企業向け貸し出しや、富裕層業務を推進する方針だ。

DBSのピユシュ・グプタ最高経営責任者(CEO)は5日、「中国経済は多少減速するかもしれないが、消費の増加や中間所得層の台頭など市場構造は変わらず、依然成長機会は大きい」と強調。貿易戦争の影響に関しても「企業がサプライチェーン(供給網)を見直すには時間がかかる。直接的な影響は感じない」と強気の見方を示した。

一方で、OCBCのサミュエル・ツェンCEOは「貿易摩擦の経済への影響は19年に本格化し始めるため、19年の貸し出しの伸びは鈍るだろう」と指摘。アジアでは中国本土や香港の影響がより大きくなるとの見方を示した。成長をけん引してきた中華圏の業績が伸び悩めば、シンガポールの大手行の成長も鈍る可能性がある。

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