宴の後のビットコイン 売買代金がピークの25分の1に
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仮想通貨の逆風が止まらない。相次ぐ不正流出で、値上がりを見込んだ個人の投機マネーが流出している。仮想通貨交換会社の信認回復はままならず、昨年世界最大になった円建て取引はシェアが1割を下回り、売買代金はピークの25分の1前後に沈む。小売店の決済も広がらず、代替通貨の期待もしぼむ。誤算はどこにあったのか。宴(うたげ)の後の仮想通貨を追う。
先週末、東京都港区の赤坂駅に近い雑居ビル2階では、テナント入れ...
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