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たった4本のクラブで80を切るマネジメント(1)

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2018/11/19 6:30
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 明治大学ゴルフ部で活躍後、インストラクターとなり、世界最先端の打法「スタック&ティルト」などを学んで、アマチュアゴルファーの上達に精根を尽くしてきた小暮博則プロ。本誌読者のためにスコア90切りはおろか、80も切れる現実的なゴルフマネジメントを指導してくれた。(日本経済新聞出版社「書斎のゴルフ VOL.40」から)

──世界最先端の打法を学び、アマチュアのスイングづくりやラウンドレッスンなどをしてこられた小暮プロ。現在、慈恵医大のゴルフ部のコーチもなさっているとうかがっています。そんな小暮プロにスコアメークの仕方について教えていただきたいと思います。

小暮 アマチュアを長年教えてきて思うのは、スコアメークに素晴らしいショットは必要ないということです。それも、飛ばしを考える必要はまったくありません。そもそもゴルフはショットを競い合うゲームではありません。いかに少ない打数であがるかを争うゲームです。それにはショットはそこそこで十分ということです。

スコアメークに素晴らしいショットは必要ない

スコアメークに素晴らしいショットは必要ない

──そこそこで十分というのはどういうことでしょうか?

小暮 たとえばショットは80点でいいということです。80点が高い数字かどうかは置いておいて、満点を取る必要はない。どんな分野でも80点以上を取るには並大抵ではない努力や長い年数が必要だといわれます。たとえばすし職人であれば、一流になるには何十年もかかる。でも、まあうまいといわれるすしを握るのなら3年あれば十分だと。ゴルフも同じで、80点以上のショットを打とうと思ったら、ものすごい練習量と年月も必要となります。しかし、90を切ろうというレベルなら、80点はおろか、70点や60点のショットで十分です。

──つまり、大変な練習は必要ないと。

小暮 クルマの運転であれば、レーサーのドライブテクニックは必要ありません。普通に道路を走らせられる運転技術があれば十分です。事故を起こさない注意力は必要ですが、テクニックはごくごく普通でいいということです。そうすれば、事故を起こさずにコースを回ることができる。すなわち、90は楽に切れ、80も切れるようになる。大変なことではないということを知ってほしいのです。

──しかし、その言葉を信じることはなかなかできません。練習は大してしていないが、ゴルフ経験は20年、30年とあるのに、90切りや80切りを達成できていないゴルファーは大勢いると思うのです。

小暮 それは普通の運転をすればいいのに、レーサーのようなつもりになって運転するから事故を招いてしまい、90も切れなくなるわけです。アマチュアなりの技術の範囲内でコースを回ればいいわけで、それをいきなり時速200キロで走ろうとか、ヘアピンを高速で抜けようとかするから事故を起こしてしまうのです。いつでも安全運転を心がければ、90切りはたやすいし、事故になりそうなことを予見して回避できれば80切りだって可能です。

■「190+160ヤードで安全運転心がける

──では、ゴルフにおける安全運転の方法を教えてもらえますか?

小暮 たとえばミドルホールであれば、ティーショットは190ヤードを飛ばせばよく、セカンドは160ヤードを飛ばして、そこからアプローチしてグリーンに乗せればよいということです。

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