株340円超安、試練の「人気集中株」 金利高の警戒続く
証券部 菊地毅
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5日の日経平均株価は前週末比344円安と反落した。前週末にいったん薄らいだ米中貿易戦争への警戒が再び高まった。一方、個別株をみると米長期金利の上昇を懸念した銘柄選択の動きが鮮明だ。成長期待が高く、値動きも軽いということで投資家の人気を集めてきた「モメンタム株」の割高感が嫌気され、資金の逆回転が続いている。新たなけん引役が定まらないなかでは、相場の本格反転は難しそうだ。
「今日は想定したよりもきつい...
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