伊藤忠、「プリン」に出資 スマホ個人間送金

2018/11/5 13:25
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伊藤忠商事は個人間で現金を送金できるスマートフォン(スマホ)向けアプリの運営会社に数億円を出資した。伊藤忠はフィンテック技術を持つ企業に相次ぎ出資している。傘下のファミリーマートを軸として消費者向けの決済サービスを拡充していく。

伊藤忠は、送金アプリを運営するpring(プリン、東京・港)の第三者割当増資を引き受けた。同時に、ユニー・ファミリーマートホールディングスと伊藤忠の合弁会社でフィンテック関連事業を担うUFIフューテックも出資した。

プリンは社名と同名のスマホ向けのアプリを運営している。利用者は銀行口座と同期したアプリに現金を保有でき、アプリを通じて現金を送金できる。みずほ銀行や三井住友銀行など提携する9行の口座であれば手数料は不要という。

グループで飲食した際の精算や、離れて暮らす家族への少額送金などに使える。QRコードを通じた店舗での決済にも利用できる。

伊藤忠はまず、本社内のファミリーマートの店舗で決済システムを導入する。今後は他のグループ会社も含めた店舗網での導入を検討していく。

伊藤忠はクレジットカードを持たない消費者でも携帯電話とメールアドレスがあれば電子商取引(EC)サイトで即時買い物ができる決済サービスの運営会社などにも出資している。幅広なフィンテック技術を取り入れて、消費者の利便性を向上させるとともに、データを活用した効率的なマーケティング機能などを構築していく。

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